レーザー メス

レーザーメスとは?

レーザーメスとは、レーザー光線をメスに応用した医療機器の一つです。

そもそもレーザーとは何でしょう?普通私達の目に見える光は、可視光線と言い虹の七色と同じです。しかし自然界の光には、それ以外に波長の長い赤色の外側に、赤外線。波長の短い紫色の外側に紫外線が有ります。赤外線は熱線とも言われ、熱に感じる光線です。紫外線は殺菌効果の高い光線です。レーザーメスは、色々な波長の光ではなく、一つ波長の光だけを増幅させた光線です。レーザーメスこの熱線である赤外線をレーザー化したものです。

レーザーメスの種類

レーザーメスと使用されているレーザーは色々有りますが、代表的なものを紹介してみましょう。

 

1)CO2(炭酸ガス)レーザー

赤外線レーザーの一種で、その波長は10.6マイクロメートルと可視光線よりもずっと長く目には見えません。水分に反応して熱エネルギーに変換されるという性質があります。レーザーメスとして使われたり、ホクロやイボなどを焼き切って取るために使われています。また、パルス幅を短くしてしわ取り用レーザーとしても利用されています。目に見えませんのでガイド光線としてHe−Neガスレーザーが一緒に内蔵されていることが多いので赤色に見えます。

 

2)ルビーレーザー

宝石のルビーを用いた歴史の古いレーザーです。可視光線の一部である694nm(ナノメーター)

という波長で、メラニン色素に反応する性質があり、この特徴を利用してシミやアザを治療するレーザーメスとして形成外科分野では炭酸ガスレーザーとともに最も利用されているレーザーメスです。

 

3)アレキサンドライトレーザー

 アレキサンドライトというダイアモンドより高価な宝石を用いて755nmという波長を出します。

このレーザーもやはりメラニン色素に反応する性質がありますので、シミやアザの治療の他にもパルス幅を長くして脱毛レーザーメスとしても利用されてます。

 

4)Nd-YAGレーザー

このレーザーメスはネオジウム・ヤグを用います。これはイットリウム、アルミニウム、ガーネットという3種類から成る結晶YAG(ヤグ)にネオジウムNdを混ぜたもので、1064nmという波長を作り出します。この波長を半分に変換できるKTP結晶を組み込んで、532nmの波長を出すことができるものが主流です。532nmの波長は、メラニン色素に反応するとともに、ヘモグロビンの赤い色素にも反応しますので、シミやソバカス、赤アザの治療に利用されているレーザーメスです。